【メニエール病】病気になってわかったこと
メニエール病と発覚して約1週間が経過しました。
療養・薬・鍼治療などの効果あってか、めまいも頭痛も耳の痛みもほとんどなく、普通の生活を送れるようになりました。
寝つきは悪いのですが…。
職場を1週間以上休んでいますが、来週にも復帰できそうです。
落ち着いて物事を考えられるようになったいま、病気になって気づいたことや考えたことを記録しようと思います。
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- 病気になったら休むことは怠けるということではない。休むことがその人の仕事である。
メニエール病と診断を受ける前は、激しいめまいと頭痛を持ちながらどうにか1週間ほど仕事を頑張っていました。
「このまま倒れてしまうのではないか」、「考えることができなくなってしまうのではないか」などの大きな不安を抱きながらやっていたこともあり、涙を流しながら働いていました。
あまりに涙が止まらないため、お手洗いにこもって目を腫らして大泣きもしました。
職場であんなに泣いたのは初めてで、同僚の方にも見られてとても驚かれました。
メニエール病と発覚して自宅療養をしてからは、日に日に体調が良くなっていくのが実感できて、非常に安心しました。
身体が良くなると恐怖心から解放されて、心も落ち着いていられるようになりました。
あのまま仕事を続けていたら、心身共にだめになっていたかもしれません。
- 病気は家族の愛で治す
「病気は家族の愛で治すものよ。」と母が言ってくれました。
今回お医者さんを始め、たくさんの方々がわたしを救ってくれました。
中でも【家族の力】がとても大きかったです。
朝早くから夜遅くまで仕事をしてクタクタなのに、洗濯物や掃除を積極的にやってくれる旦那さん。
わたしには、「休むことが仕事だ。」と言って安心して休ませてくれました。
病院を探して、病名がわかるまでいくつもハシゴして付き添ってくれた母親。
心が少しでも晴れるようにお花を買ってくれたり、食欲がないからとおいしいものを食べさせてくれました。
お姑さんもわたしの心に寄り添ってくれました。
理解してくれる人がたくさんいるということは、本当に心強かったです。
もし今後周りに病気になった方が現れたら、理解者になって少しでも力になりたいです。
- サラリーマンであれば、会社の制度は利用するべき
わたしは従業員1000人以上の大企業で働いています。
仕事休む前は、「会社なんて辞めてやる!」「毎日決められた時間から決められた時間まで仕事して消耗して、ばかみたい。」と思っていたことも多々あります。
けれど、サラリーマンだから安心して休めました。
有給は使えるし、仕事での代わりはいるから、心身を消耗して壊すまで無理に働く必要はありません。
人生の代わりはいないのだから健康が一番!
休んだら穴を開けてしまうことになりますが、治ったら返していけばきっと大丈夫。
ちょっと頑張りすぎていた気がします。
もっと気楽にいこう。
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今日は1週間ぶりに診察に行ってきます。
おそらく聴力も戻ってきたのではないでしょうか。
職場復帰に向けて、準備していこうと思います。